2021年04月24日

4月24日(土)の日記 静岡歯科という不思議なカンバン

不思議なカンバン

◇わが家の近くになんとも不思議なカンバンがある。
◇国道45号線、仙台と塩釜を結ぶ幹線でかつては「仙塩街道」とよばれ県下一の交通量を誇った重要な道である。今は他にも仙台と塩釜を結ぶ道路が出来、国道45号線は昔より随分スムーズに通行出来ている。
◇この国道45号を塩釜方面から仙台方面に向かい、JR仙石線の苦竹駅のガードをくぐると右手にそのカンバンが見えてくる。
◇「静岡歯科」と大きな文字が書かれており、医者と思われるイケメンのお兄さんがこちらを向いて微笑んでいる。黄色の背景に青い文字、落ち着いた中に目立つ色使い、スッキリと単純化された構図のポスターで当然ながらプロのデザイナーが手掛けたものと思われる。
◇このカンバン、静岡歯科と書いてあるが、普通は明記する診療科目名がない。法律で規制されていて、広告に使える歯科の診療科目は、歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の4つだけとのことだが、まるで空白。そして住所も電話番号もなし。普通にみたらなんとも不思議な看板だ。情報量が異常に少ないこともあり、かなり目をひいていることは間違いない。
◇以前からこの看板を見て変だなと思って私が考えたことは以下の通り。
・そのうちこのあたりで歯科を開業するので前宣伝
・インプラント専門の歯医者だが、あからさまにインプラント科とは表現できないので空白
・もしかして「静岡歯科」というのは近くにあるホストクラブの名前。その道の人にだけにわかる広告。店には医師のコスチュームを着たイケメンがいる。
・なんだろうと考えさせることが目的の単なる愉快犯的イタズラ
◇このカンバンをみて不思議だと思う人はたくさんいるようでネットでは話題になっていた。要約すると以下の通りでした。
・静岡歯科というのは静岡市に現存する歯科で、カンバンはその宣伝
・院長が北海道の大学を出ていて、カンバンは北海道に多くあるが北海道だけでなく実は全国に存在している。仙台にもあったというわけ。認知度を上げるために沢山看板を掲げているとのこと。あくまで名前を知ってもらうための宣伝
・これだけシンプルだと謎を呼び話題になる。看板スペースの賃貸料は安くないと思うが十分元は取れるのだろう
◇東京郊外には同じようなカンバンを200か所以上掲げてすっかり有名になった歯科医があるらしくそのまねではないかとのつぶやきもあった。
◇国道45号線の苦竹駅前を通った時、ちょっと探してみては・・・ドーデモイイ話ですね。失礼しました。


      


Posted by OOAKAGERA at 21:07