2019年10月25日

10月25日(金)の鳥見 今週の振り返り

【総括】
 ・近場にはポツリポツリ行ったがカメラのシャッターを押すチャンスが極端に少なかった。

【今週の「みーつけた」一覧】  
  

【今週の鳥の記録写真】
◇ミヤマガラス / qeh@yが来た。例によってまずシロマルを探したがみつからず。
  

【今週の景観写真】
◇運河沿いのサイクリング道路が整備された。
    


Posted by OOAKAGERA at 20:19

2019年10月20日

10月20日(日)の日記 映画「いそしぎ」に出てきた鳥は何

録画しておいた映画を見た。1965年のハリウッド・MGM映画「いそしぎ」。
鳥見を趣味としている今でこそ、「いそしぎ」➡「イソシギ」という鳥と当然のように思いいたるが以前はラブストーリーによくある4文字ひらがなの題名で、海辺にちなむロマンチックな甘くせつないありようを示した言葉ぐらいに思っていた(「ひきしお」とか「しおさい」とか)。これが鳥の名前と知ったのはだいぶ前にリバイバルの名画としてこの映画をみてからのように思う。一応内容を見れば鳥のことだとは気が付く。
この映画、主題曲がアカデミー賞をもらい大ヒットしたとのことだが確かに少しくたびれた、哀調を帯びたメロディーは聞いたことがあった。
主演はエリザベステーラーとリチャートバートン、当時は新婚だったとのこと。ストーリーも映画としての仕上がりも感動できるとは言いにくいレベルだが、気になったのがこの中にしょっちゅう出てくる小鳥(シギ)である。
映画のタイトルは「ザ・サンドパイパー」(The Sandpiper)である。英語でイソシギは「コモン・サンドパイパー」(Common Sandpiper)である。Commonは「普通」という意味でしばしば省略されることがあるようだ。一般に、Sandpiperは中小型の嘴の長い鳥に総称としてよく使われるようなのでタイトルからはイソシギともイソシギの類とも受け取れる。日本名のタイトル「いそしぎ」は鳥を連想させないこころよい響きがあり観客動員に結び付きそうで見事な命名だ。
さて問題は映画に出てくる鳥の種である。これがどうもイソシギには見えない。映画の中に出てくる鳥のシーンとして、まずカリフォルニアの海の景色をバックにしたタイトルが終わってすぐ海岸の波打ち際の砂浜をセカセカ動く数羽の小鳥が写し出される(これが①)、そしてそれを見ながら大きなカンバスに筆を動かす画家のエリザベステーラー、ここでアップされる制作途中の絵の中の鳥(➁)、翼を怪我し保護されて室内で飼われている(これが③④)、元気になって海岸の小岩に飛んできた(これが⑤)と、鳥は何回も印象的に登場する。
ドキュメント作品ではないし作品中の鳥がイソシギとはどこでも言っていないわけだが、表題が「いそしき」なのでしょっちゅう出てくる狂言回しの役目の鳥はイソシギと言っているように思える。(追記・訂正 会話の中で ゛maybe Sandpiper゛と言っているようだった)。しかしどうも①は大きさがはっきりつかめないので判断しにくいがヒメハマシギかミユビシギ、➁は完成品ではないせいかなんだかわからないがイソシギには見えない。その他はそれぞれ別個体のヒメハマシギかハマシギのように見えた。まあ芸術作品なので、目くじら立てて声を張り上げることではないでしょうが、(せいぜい1000人に一人くらいいるかいないかの)鳥見が好きな人間には気になった。
ちなみに映画ではなくテレビのドラマでも出てくる鳥の種類に配慮がないことがよくある。これも「騒ぐな」と言われそうだが気にはなる。

以下は2016年3月のブログ記事の復刻です。

大河ドラマ「真田丸」で猛禽の勉強
◇NHKテレビの大河ドラマ「真田丸」を毎週観ている。と言っても日曜8時は忙しいことが多くまた他の番組とかちあったりするのでBS6時に録画して好きな時間にみている。
◇脚本が三谷幸喜ということでいつもの大河に比べてぐっとくだけた調子で楽しく見られる。ローカルな歴史で知らないことも多くそれなりに勉強にもなる。
◇ところが、鳥好きとしては今週(3月6日)の画像に一言言いたい疑問点ありである。
◇ストーリー全体を通して1羽のオオタカが狂言回しのような役をしており、北条氏政の手から飛び立って徳川・真田・上杉・信濃川・真田とまわって北条に戻ってくる中で各陣営の状況をみてくるように読み取れる。ところが、地上にとまっている時の画像はオオタカだが大空を飛翔している画面はノスリやトビに変わっている。オオタカの声だけを画面にかぶせている。また、途中新府に行くルートの説明に図(マンガ)が出てきてその中で鳥が飛ぶがこの鳥がオオタカにみえずなんか変。
◇どうも地上のオオタカは飼いならされている個体の足を固定してアップで写しているようだ。飛翔の画像が得られなかったのか。「自然百景」か「ワイルドライフ」のチームに声をかければいくらでも手に入るのでは。鳥のマンガも専門家に依頼すればこんなことはないと思う。
◇ようするに、これだけ鳥を前面に押し出してくれたわりには画像が手抜きである。おそらく95%の視聴者に違和感がなければそれでよしという考えなのでしょう。鳥好き人にとってはそんなこといわずにきちんと作ってよといいたいですな。
◇ドラマの中で夜の場面にはさかんに鳥の声が聞こえる。それなりに鳥に関心のあるのはうれしい限りだがアオバズクやフクロウが当時はこんなにいたのは裏付けがとれているのかちと心配。

  


Posted by OOAKAGERA at 16:36

2019年10月18日

10月18日(金)の鳥見 今週の振り返り

【総括】
 ・コハクチョウが来た、カシラダカ・シメ・マヒワも来ている。オナガガモの群れも到着。いよいよ冬鳥の季節の到来。

【今週の「みーつけた」一覧】  
  

【今週の鳥の記録写真】
 相変わらず不出来の写真が多いですが、記録・証拠写真ということでご容赦を。

◇コハクチョウ / コハクが来た。群れが大雨であふれかえった田んぼにたむろ。潟湖近く。
◇ゴイサギ / いわゆるホシゴイ。増水した川が、いつもの隠れ家となる草地をなぎ倒したようで多数が飛んだり休んだり姿をみせていた。
◇ハマシギ / 1羽だけ。なぜか動きがにぶかった。傷病鳥かも。
◇アオゲラ / 北の公園にて。さかんにウルシの実をたべていた。
     

◇ノビタキ / 霧雨の草原、なにかが草の頭に出たりかくれたり。ノビタキでした
◇タヒバリ / 台風のあと、「地回り」でみかけた「少しでもめずらしい鳥」はタヒバリだけ。増水した田んぼのまわりに数十羽の群れ
◇マヒワ / すでに来ているとは聞いていたがやっと姿を確認できた
◇カシラダカ / 群れで飛び回りやがて分かれて高木にとまった
     

【今週の景観写真】
◇近所の川
 ・セイタカアワダチソウが見事に咲いている
 ・台風による増水で両岸はあちこちえぐられた箇所がみられる
   
◇干潟
 ・台風一過直後はアプローチ道が冠水していたがその後水は引いて元に戻った。干潟も大きな変わりようはなし、シギ・チのメンバーも変わりなく、無事台風をしのいだようでなにより。ただし水質など生物の生息環境の変化がないか気になる
     


Posted by OOAKAGERA at 20:35

2019年10月14日

10月14日(月)の日記その② 台風の惨禍

削除しました(期日を限ってアップしました)
  


Posted by OOAKAGERA at 23:12

2019年10月14日

10月14日(月)の日記 大型台風19号

◇日本に近づく前からメディアでさかんに「かつてないほどの風雨を伴う大型で非常に強い」と喧伝されていた台風19号が日本を、仙台を、我が家を襲っていった。備忘録メモ。遠方の方へ、私も我が家も無事でなにも変わりありませんご心配なく、

以下削除しました(期日を限ってアップしました)
  


Posted by OOAKAGERA at 08:38

2019年10月11日

10月11日(金)の鳥見 今週の振り返り

【総括】
 ・涼しくなり動きやすくなった。少し遠出をしたりしたがカメラのシャッターを押す機会は少なかった。

【今週の「みーつけた」一覧】  
  

【今週の鳥の記録写真】
◇アオアシシギ / 浦その2。ここは運河とつながつているが河口に近く海の潮の干満で水位が大きく変化する。満潮時に追い出されたアオサギが10羽強1か所にあつまっていた
◇ウズラシギ / 色付き沼。1羽。アオアシシギ1羽とと付かず離れず
◇カワセミ / なんだか色のついた塊、とおもったらカワセミでした
◇カワガラス / 強い水の流れが好きみたい。岩をバックにするとなかなか見えない
     


【今週の景観写真】
◇今週は少し遠出もしたが鳥の出はイマイチだった
       


Posted by OOAKAGERA at 19:20

2019年10月11日

10月11日(金)の日記 ノーベル賞 ロウソクの科学

台風襲来の前兆か本日は強い雨が降ったりやんだり、庭仕事は出来ないし、外に鳥見にも出にくいのでのんびり作文

◇秋も深まってきて毎年ノーベル賞の受賞者が発表される時期である。
◇一昨日は化学賞の発表があり、旭化成の吉野彰さんが日本人として27人目の受賞者となった。
◇大学の研究室からではなく民間の会社での研究が認められたわけでまことに喜ばしい。
◇その研究内容はリチウムイオン電池の開発で、現在の情報化社会を支えるほか地球温暖化の解決にもつながる成果として高く評価されたとのこと。
◇この吉野さん最初に化学に興味を持ったのは小学4年のころ、担任の先生が教えてくれた英国の科学者ファラデーの著書「ロウソクの科学」という本とのこと。ろうそくが燃える現象を科学的に説明する内容でウィキペディアによっておさらいすると以下の通りである。
◇「ロウソクの科学」はロウソクを題材にその歴史や構造、ロウソクが燃焼するという現象から化学反応の説明などにはじまり実にわかりやすい子供向けの講義をまとめたもの。現代でも新鮮である。具体的な内容は以下の通り。
1.ロウソク: 炎 - その源 - 構造 - 流動性 - 明るさ
2.炎の明るさ: 燃焼のための空気の必要性 - 水の生成
3.生成物: 燃焼からの水 - 水の性質 - 化合物 - 水素
4.ロウソクの中の水素: 燃えて水へ - 水の他の部分 - 酸素
5.空気の中の酸素: 大気の性質 - その特徴 - ロウソクからの他の生成物 - 炭酸 - その性質
6.炭素または炭 - 石炭ガス - 呼吸と燃えるロウソクの類似点 - 結論
◇私がこの本を読んだのは中学1年の時である。科学的なものの見方とはこういうものかと感心した覚えがある(もう少し小さい時に読むべきだったかも)。
(ここから話は脱線する)
◇中学1年生の時の国語の先生は熱い思いで授業をされていた方で、生徒の興味を引き付け力をつけさせるのが上手だった。その先生がどこかで手に入れて来た冊子を授業でみんなに1冊ずつ配った。それは「岩波文庫の100冊の本」というものだった。内容は岩波文庫の中から読んで欲しい(多分に中高校生をターゲツトにしていた)100冊の本を選定し解説しているものだった。小説から歴史的な文学作品、はては化学・哲学と幅広い。先生は,これから大人になるまでにこの冊子の100冊読破を目標にして少しずつ読んで行けと言われたように覚えている。先生は実に100冊ほとんどを読んでいた。
◇私はそのころはよく読書をしていた。この100冊の本読破には興味を持ち、つとめてこの中から選んだ本を優先して読むようになった。
◇「100冊の本」を選定したのは、日本でも読書についての高い識見と豊かな経験をもった方々で、若い人々のために読書の指標を立てることを目的として、この100冊を選択したとのこと。平凡な一市民である私でも知っている人が多い。ただし岩波好みの人に偏っているかも。
<選者> 臼井吉見、大内兵衛、大塚久雄、貝塚茂樹、茅 誠司、久野 収、桑原武夫、武谷三男、鶴見俊輔 中野重治、中野好夫、松方三郎、丸山眞男、山下 肇、渡辺一夫
◇そのころの岩波文庫は背中に☆印が表示されていて、☆一つが50円で頁が多くなると☆の数が多くなり値段があがった。私は読む本は基本的に学校の図書館で借りて読んだが在庫していないものもあり、☆の数と小遣いをにらみながら街の本屋で購入したりもした。
◇岩波文庫は帯の色で分類されている。以下の通りである。
• 青…思想・哲学・宗教・歴史・地理・音楽・美術・教育・自然科学
• 黄…日本文学(古典)
• 緑…日本文学(近代・現代)
• 白…法律・政治・経済・社会
• 赤…外国文学
◇100冊の本を読破しようとしてもやはり興味がある分野が優先する。地理・歴史以外の青、それに白帯の本はほとんど読まなかった。
◇だが「ロウソクの科学」は読んでいるのである。同じ本を読んでノーベル賞を受賞する人もいれば「普通の人」もいる。いかに読んで次に行動するかが分かれ道。ただ読むだけでは読んだことにならない・・か。
◇今あらためて見返してみると100冊の本のうち私が読破したのはせいぜい60冊、あえなくダウンして今に至る。しかし文学作品やノンフィクション以外はここにリストアップされていなければ読まなかったように思う。「100冊の本」にはお世話になりました。
◇長くなるが当時「100冊の本」として選定されていたのは以下である。参考まで(ネットから)。〇印は私でも少し感銘を受けた作品。その後別の100冊もいろいろ選定されているらしい。

ヴェニスの商人 / シェイクスピア作
〇我輩は猫である / 夏目漱石作
啄木歌集 / 石川啄木作
〇モンテ・クリスト伯 / デュマ作
〇ハックルベリイ・フィンの冒険 / マーク・トウェーン作
水滸伝 / 吉川幸次郎訳
銀河鉄道の夜 / 宮沢賢治作
〇アルプス登攀記 / ウィンパー著
デミアン / ヘルマン・ヘッセ作
〇ビーグル号航海記 / ダーウィン著
〇福翁自伝 / 福沢諭吉著
〇レ・ミゼラブル / ユーゴー作
赤と黒 / スタンダール作
高村光太郎詩集 / 高村光太郎自選
〇荒野の呼び声 / ジャック・ロンドン作
世界をゆるがした十日間 / ジョン・リード著
〇友情 / 武者小路実篤作
唐詩選 / 前野直彬注解
ファウスト / ゲーテ作
余は如何にして基督信徒となりし乎 / 内村鑑三著
ハムレット / シェイクスピア作
〇フランクリン自伝 / 松本慎一・西川正身訳
共産党宣言 / マルクス・エンゲルス著
ソクラテスの弁明・クリトン / プラトン著
〇罪と罰 / ドストエーフスキイ作
富岳百景・走れメロス / 太宰治作
藤村詩抄 / 島崎藤村自薦
アンデルセン自伝 / 大畑末吉訳
〇ジャン・クリストフ / ロマン・ローラン作
トニオ・クレエゲル / トオマス・マン作
空想より科学へ / エンゲルス著
貧乏物語 / 河上肇著
〇古代への情熱 / シュリーマン著
クォヴァディス / シェンキェヴィチ作
〇武器よさらば / ヘミングウェイ作
真空地帯 / 野間宏作
若きヱルテルの悩み / ゲーテ作
〇羅生門・鼻・芋粥・偸盗 / 芥川竜之介作
萩原朔太郎詩集 / 三好達治選
カラマーゾフの兄弟 / ドストエーフスキイ作
ベートーヴェンの生涯 / ロマン・ロラン著
〇田園交響楽 / アンドレ・ジイド作
白秋詩抄 / 北原白秋作
〇ロウソクの科学 / ファラデ―著
〇寺田寅彦随筆集 / 小宮豊隆編
ベルツの日記 / トク・ベルツ編
茶の本 / 岡倉覚三著
〇外套・鼻 / ゴ―ゴリ作
旧約聖書 創世記 / 関根正雄訳
饗宴 / プラトン著
〇新訓 万葉集 / 佐佐木信綱編
昆虫記 / ファ―ブル著
ユ―トピア / トマス・モア著
斎藤茂吉歌集 / 山口茂吉・柴生田稔・佐藤佐太郎編
どん底 / ゴ―リキイ作
賃労働と資本 / マルクス著
論語 / 金谷治訳注
〇平家物語 / 山田孝雄校訂
〇戦争と平和 / トルストイ作
〇水と原生林のはざまで / シュバイツェル著
帝国主義 / レ―ニン著
折りたく柴の記 / 新井白石著
桜の園 / チェ―ホフ作
〇暗夜行路 / 志賀直哉作
父と子 / ツルゲ―ネフ著
リンカ―ン演説集 / 高木八尺・斉藤 光訳
〇徒然草 / 西尾実校訂
〇こゝろ / 夏目漱石作
〇破戒 / 島崎藤村作
告白 / ルソ―著
蘭学事始 / 杉田玄白著
阿Q正伝・狂人日記 / 魯迅作
〇にごりえ・たけくらべ / 樋口一葉作
永遠平和の為に / カント著
実践論・矛盾論 / 毛沢東著
人形の家 / イプセン作
或る女 / 有島武郎作
善の研究 / 西田幾多郎著
歎異抄 / 金子大栄校訂
タルチュフ / モリエ―ル作
〇おくのほそ道 / 杉浦正一郎校訂
静かなドン / ショ―ロホフ作
〇蟹工船・1928・3・15 / 小林多喜二作
社会契約論 / ルソ―著
方法序説 / デカルト著
〇阿部一族 / 森鴎外作
〇方丈記 / 山田孝雄校訂
ボヴァリ―夫人 / フロ―ベル作
〇嵐が丘 / エミリ・ブロンテ作
〇土 / 長塚節作
ミル自伝 / 朱牟田夏雄訳
息子たちと恋人たち / ロレンス作
この人を見よ / ニ―チェ著
女の一生 / モ―パッサン作
好色五人女 / 井原西鶴作
職業としての学問 / マックス・ヴェ―バ―著
人権宣言集 / 高木八尺・末延三次・宮沢俊義編
〇谷間のゆり / バルザック作
イ―リアス / ホメ―ロス作
〇文明論之概略 / 福沢諭吉著


  
  


Posted by OOAKAGERA at 10:24

2019年10月04日

10月4日(金)の鳥見 今週の振り返り

【総括】
 ・めっきり秋めいてきた。カモや冬の小鳥が少しずつ姿を見せている。シギチも少ないがまだいる。先週と変わらぬコメントなり

【今週の「みーつけた」一覧】  
  

【今週の鳥の記録写真】
◇アマサギ / 他のサギに交じっていた。色がほとんどついていないのでみつけにくい
◇ダイゼン / 1羽だけ。自由に移動
◇セイタカシギ / 相変わらずいれば目立つ。さかんに採食
◇タシギ / 一度に4羽かたまっていた(写真はそのうちの3羽)
     

◇ツルシギ / さかんに採食。これからの長旅に備えてか
◇コアオアシシギ / これまた結構広く動き回って食事
◇アオアシシギ / あちこちで見かけた
◇トウネン / 写真の個体は脚が片方ない傷病鳥
     

◇ハマシギ / 小群で飛び立ち、移動(トウネンが1羽混じっている)
◇エリマキシギ / 2羽いた
   

【今週の景観写真
       


Posted by OOAKAGERA at 21:17

2019年10月03日

10月3日(木)の日記 利府の梨はおいしい 

利府の梨
■今の時期、仙台市のとなり、利府町の梨の収穫がピークである
■梨は利府街道(県道8号線)沿いにある梨生産農家の直売所で購入することが出来る。街道から離れた農家でも販売しているし時期は限られるが「梨狩り」もすることができる
■利府の梨はこのような生産者の売店での販売と贈答などの箱詰め発送(予約販売)がメインで、街のスーパーにはほとんど出回らないようだ。それほど人気があるということか
■利府の梨が有名なのは以前から知っていた。特に「長十郎」は名が知れ渡っていて人気があった。昔は農家の方が背負って仙台まで売りに来ていたと思う。
■街道沿いの売店で販売していることも街道を通る時に見てたので知ってはいた。しかし4-5年前、何の気なしに車を停めて一度購入して賞味してみたらそのみずみずしさと甘さにびっくりさせられ以来すっかりトリコになった。その銘柄は「幸水」だった。これで利府の売店の直接販売の梨のおいしさを認識し、以後毎年「幸水」を狙って購入している。こんな経験をしたファンが増えているのかも・・・。
■対面販売なので、販売しているおばさんに生産者ならではの、保管方法やよりおいしい賞味の仕方など貴重な話が聞けたり、オマケをもらったりとたのしいこともある。
■品種によって収穫できる時期が異なる。ちなみに幸水は9月早い時期に収穫販売され時期が過ぎると一斉に豊水・長十郎などに変わる。また午前中でその日の分終了なんてこともあるので手に入れるのはなかなか手ごわい。
■最近の注目は10月になって本格的に販売される「あきづき」という品種である。これはまた一段と甘く香りがあってみずみずしい。果物というより「フルーツ」といった方がピンとくる。ブログ子おすすめの品種である。「あきづき」とは、九州の古いお城や自衛隊の護衛艦を連想するが、秋の丸いお月さまのような果物ということらしい。
■梨は水分たっぷりで日持ちがしにくいが中には長期保存できるものもある。栃木の「にっこり」は正月まで長持ちするとのこと。わが家ではそこまで待てずに食べてしまうのでほんとかどうかは未確認
■よく冷やした梨は、甘く香りがありまことに美味である。
■さて、梨を切って皮を剥き、食べられるようにする過程でひとつ問題を見つけた。
■梨は真ん中の種とその周りの食べられない部分がリンゴに比べて広いように思われる。リンゴなら図の➀j➁にナイフをいれれば種のまわりを効率的に除去できるが梨は同じようにしようとすると深く広く除去しなければならず、おいしい部分も一緒にとらざるを得ない。もったいないのである。

  

■そこで私の編み出した解決手法は図の、➀➁は途中まで切り込みを入れてやめ、③➃の位置にナイフを「突く」のである(小さ目のものなら③1回でOKである)。4分割した時など1片の幅が広い場合はひっくり返して裏側から⑤⑥を同様に「突く」。すると必要最小限の除去が出来る。ナイフをカーブさせて抉りとるのは形がよくない。ただしナイフ・包丁を「突く」動作は日頃あまり使わない。慣れていないので思いっきりやると手を突き刺すおそれがうり危ない。くれぐれもゆっくり慎重に行いたい
   

■コンナコトハウン十年前カラトウゼンワカッテイル、モットヨイ方法ガアル・・・と言われそう。
■ともあれ、少しくらい苦労をいとわないでおいしい梨をむだなく賞味したい。

まったくもって「雑談」でした。生産性のない話におつきあいありがとうございました。


  


Posted by OOAKAGERA at 08:59