2022年06月29日

6月27日(月)の日記 ラジオ深夜便 ヒクイナの話

2022.06.27(月)  NHK「ラジオ深夜便」から
ヒクイナの話
◇NHKラジオ第一で毎晩深夜11時過ぎからの「ラジオ深夜便」で毎月第4週の月曜に鳥の話題を取り上げ「鳥の雑学ノート」として放送している。私はめったに聴かない時間だが毎月鳥の話をしているのは知っているのでたまたま思い出して、かつ面白そうな時は聞いている。
◇6月27日はヒクイナの話だった。なんとか眠らないで聞いた。
◇話し手は北海道在住の野鳥写真家大橋弘一氏。聞き手は中川緑アンカー
◇ヒクイナの説明。ツル目クイナ科。池や沼など淡水の水辺にいる、繁みの中、岸部とか浅い水辺にいる。性質は臆病で、めったに人前には出てこない。少しでも危険を感じると隠れる。飛ぶより歩く方が得意。
◇クイナと名がつく鳥として、沖縄のヤンバルクイナが有名。1981年新種として発見された。鳥類の新種が20世紀後半に発見されるとは予想外で、大きな話題となった。
◇クイナ科ではクイナとヒクイナがメジャーな存在。
◇クイナは「水鶏」と書く。字から水辺にいるニワトリを思い起こされる。しかし、クイナは29cm、ヒクイナは23cmとニワトリよりずっと小さい。体形、歩く様子はニワトリに似ている。尾は短い、足は大きい、尾をピンと立てて歩く姿が特徴的。嘴は細くやや長い。クイナは全体的に茶褐色。ヒクイナの体形はクイナそっくりで、顔・胸・腹と赤銅色(赤い)、ここから緋水鶏<ヒクイナ>と言われるようになった。
◇クイナは非常に昔から記録にあり知られた存在だがクイナとヒクイナの区別はされていなかった。飛鳥時代、非常に古くからその名前がみられ今まで使われてきた。
◇枕草子、源氏物語、更級日記にも出てくる。その他の有名な和歌集にもよく出てくる。
◇クイナがこれほど人気の理由は、鳴き声が戸をたたく音に似ているので「たたく」とセットにされて、「夜、戸をたたく」という意味合いがあり、和歌に取り上げられている。男性が夜女性の家を訪ねて戸をたたくということであり、ロマンチックな「たたく」である。
◇紫式部日記にある歌 <ただならじ とばかりたたく水鶏ゆゑ あけてはいかにくやしからまし>。ある夜、紫式部の家の戸をたたく人がいた。あとで(恋人とうわさされる)藤原道長からつれないではないかとがめるように送られた歌に対しての返歌である。
◇しかし科学的考察をするとこれは少しおかしい。クイナはキューとかビューという声であり「たたく」音とは程遠い。これに対しヒクイナはトントンと戸をたたくような声である。ヒクイナの声がクイナとして取り上げられたものと思われる。
◇平安貴族が住んだ京都ではクイナは冬鳥であり、繁殖期にはいないので声はあまり聞けなかったと思われるがヒクイナは京で繁殖期によく聞くことが出来たと推察する。「たたく」のはクイナではなくヒクイナが正しいと判断する。

 以上である。少し省略してメモした。
 なお、番組は放送から1週間は聴き逃し配信がされていて簡単に聴くことが出来る。興味ある方はどーぞ。
NHKらじるらじる/聴き逃し/番組を探す/放送日/6月27日(月)/R1/ラジオ深夜便/深夜便かがく部 とたどればつながります。

◇ヒクイナは数年前に情報をいただいて観察したことがある。仙南の湿地。現地に行ってしばらく探したが姿は確認できない、それでも声は聴けた。風の騒音にかなりじゃまされたがコツコツという音、それがだんだん間隔が短くなって終わる、その繰り返しであった。めったに人前に姿を現さないのは本当だ。
◇クイナの仲間としてヒメクイナはみたことがある。仙台の観察会にて教えてもらった。「よくまあ見つけられましたね」と思える場所にいた。暗かったがよく観察できた。こちらはクイナやヒクイナより珍しい種の様だ。  


Posted by OOAKAGERA at 16:16

2022年06月24日

6月24日(金)の鳥見 今週の振り返り

<今週の振り返り>
【総括】
・今週はあちこち出かけたが、成果はイマイチというかソレナリというか・・・。

【今週の「みーつけた」いちらん】  
 

【今週の記録写真】
◇マガン / 帰らないのか帰れないのか
◇ケリ(2枚) / 田んぼの中に4羽がケリケリケリ
◇サンコウチョウ / 遠いし暗いし、やっとこの程度の<証拠写真>
    

◇セイタカシギ(2枚) / この日は9羽だったが倍くらいの数がいた日もあったらしい
◇クロハラアジサシ / 潟湖にて。
    

◇イワツバメ / お寺の本堂上空を乱舞、100羽以上いた
◇コヨシキリ / こちらは仙南の大河の河川敷にて
◇キビタキ / いつみても「ミター」という満足感がある
   

【今週の景観写真】
◇お山の大将、威厳あり。
◇釣りする時もソーシャルディスタンス
◇風があるのに風車は回らず、係の人が駆動モーターのスイッチを入れるのを忘れたようだ・・・風車はモーターでまわる?・・・そんな
     


Posted by OOAKAGERA at 21:23

2022年06月20日

6月20日(月)の日記 菜園日記

6月20日(月)の日記 菜園日記

 削除しました(操作ミス)
 
  


Posted by OOAKAGERA at 18:08

2022年06月17日

6月17日(金)の鳥見 今週の振り返り

<今週の振り返り>
【総括】
・天候不順と個人的な事情で、今週は干潟に2回出かけたのみ。カウント種数少ない。

【今週の「みーつけた」いちらん】  
 

【今週の記録写真】
◇ダイサギ / 夏の装い
◇シロチドリ / 砂浜にジーッとしていた
◇キョウジョシギ / 行くたびに増えていた
◇オオヨシキリ / 鳴いて血を吐くオオヨシキリ
      


Posted by OOAKAGERA at 17:58

2022年06月11日

6月11日(土)の日記 菜園日記

2022.06.11(土) 菜園日記 備忘録

◇今日は天気は中休みで雨は降らなさそう、たまっていた農作業を一気に片づけた。
◇保険として植えていた密植タマネギ収穫。撤去したところは手で耕してマルチング後余剰花苗を植え付け。
◇スナップエンドウ撤去。5月4日から本日まで収穫が続いた。大豊作。
・撤去が結構大仕事。ゴミ袋<大>3袋に詰め込み。
・あとはブロッコリーを植えるつもりだがまだ苗が売られていない。有機肥料をたっぷりすきこみ(電動耕運機の威力大)、猫対策もあってマルチング
・場所が空いてもったいないので、脇に余剰花苗植え込み
   

◇トマト。順調に生育中。早いものは2段目開花。昨年の例では病気のため撤去した株が多かったので、保険としてすぐとなりに小さい苗を植えている。
 

◇サラダ用ナッパ
・その①。おとなりのおばあちゃんがプランターで育てているものからわけて3株ほど持ってきてくれた。地植えしたら元気に育っている。外側の葉から、すでに収穫もしている。
・その②。先達からいただいた苗を植えて生育中。大きくなーれ。
  

◇エダマメ。畑が空かなかったのでポットに播種。ミニ温室に入れて鳥に豆を食べられないようにしたらほぼ100%順調に発芽。これを畑に植えた隣にじか播き、これは現在約半数発芽。ポットに第3弾を播種、これは太陽光下に置いておいたら豆をたべられたらしく発芽率1割、がつかり。予定した数の苗が供給できずマルチの穴があいたまま空白。
 

◇キュウリ。収穫開始。毎日2-3本収穫。これから採れすぎて追いまくられそう。ゾーッ。
 

◇ナス。順調に開花。間違った種の苗を買ってしまいやむなく追加、よって合計4本。
  

◇花壇
・家屋に沿ったところに一番広い花壇がある。東と西。開花スケジュールがうまくゆかず現在端境期。マリーゴールドがきれいに咲いている。フチドリのつもりのアゲラタム、よく説明をみたらなんと草丈70cmとある。ずいぶんとでかい種類だった。よって奥の方に植え替え。ふちどり用の丈の短い別の種類の花を遅ればせながら播種。
    


Posted by OOAKAGERA at 21:35

2022年06月10日

6月10日(金)の鳥見 今週の振り返り

<今週の振り返り>
【総括】
・うっとおしい天気の日が続く。鳥見も農作業もままならない。

【今週の「みーつけた」いちらん】  
 

【今週の記録写真】
◇アマサギ / 久しぶりのきれいな個体。1羽でぽつんと。
◇ササゴイ / 干潟。やっとしょっちゆう見れるようになった。
◇バン / 沼。きれいな個体。
◇オオメダイチドリとシロチドリ / 干潟。まだ滞在している。
    

◇ミユビシギ / 干潟。海岸ではなく干潟に1羽。めずらしい。
◇コアジサシ / エサ取り成功。決して打率はよくないとみた。
◇ホオジロ / 懸命になきさけんでいた。
◇ホオアカ / 鳴き声をたよりにさがしたら・・いた。
    

◇コヨシキリ / 干潟にて。懐かしい声、なかなか姿はみえず。やっと確認、ひさしぶりのコヨシキリ。
 
  


Posted by OOAKAGERA at 13:46

2022年06月08日

6月8日(水)の日記 6月6日に雨ザーザー

仙台は連日の雨、梅雨入り宣言が出てもおかしくない。一昨日は特に大雨。また、雑文の復刻です。

【復刻】  H29.06.06     6月6日に雨ザーザー
◇今日は6月6日、昔子供の歌の中に「6月6日に雨ザーザー」というのがあったような・・・。
◇調べてみたらたしかにありました。「かわいいコックさん」という名の絵描き歌、1964-65年にNHKの「歌のえほん」で歌われたことにより広く全国に知られるようになった。もとは東京のわらべ歌。歌詞は以下の通り  から
棒が一本あったとさ
はっぱかな
はっぱじゃないよ かえるだよ
かえるじゃないよ あひるだよ
六月六日に雨 ざあざあふってきて
三角じょうぎに ひびいって
あんぱんふたつ 豆三つ
コッペぱんふたつ くださいな
あっというまに
かわいいコックさん

歌にあわせての絵描きは以下の通り  <-必見!情報伝達仕掛け人:6月6日> からコピーさせていただきました...



これをみるとカエルがアヒルになったあたりまでは思い出したがあとは絵をみてもおぼえていない。「6月6日」のフレーズだけは覚えていた。私の記憶はいよいよいい加減。
◇6月6日は梅雨に入っていて雨ザーザーというイメージなのだろうが、仙台の場合ここ10年ほどの6月6日はほとんど雨が降っていない。まだ梅雨には早い日だ。

◇1944年6月6日には、第二次世界大戦で連合軍によるノルマンディー上陸作戦が決行された日とのこと
  


Posted by OOAKAGERA at 10:10

2022年06月06日

6月6日(金)の日記 今日は何の日 日本サッカーリーグ開幕

2022年6月6日(月)  今日は何の日 
「日本サッカーリーグ開幕、1965年6月6日」
◇現在のプロサッカーリーグJ1の前身である「日本サッカーリーグ」が開幕された日である。
社会人クラブの強豪・古河電工、三菱重工、日立を中心とする8クラブが参加し、国内初のサッカー競技のリーグ戦が開催された。第1回は、東洋工業が初代王者に輝いた。アマチュア競技で全国レベルのリーグ戦を行ったのは日本ではサッカーが初めてである。
◇そして1973年、この日本リーグに創立わずか2年の山口県のチームが彗星のように登場して活躍し、わずか3年で消滅した。永大産業(永大)である。消滅は親会社の業績不振のためであった。
◇私は日本リーグ時代のサッカーの試合をわずかに1回だけ見ている。永大産業対ヤンマージーゼル。山口県の瀬戸内の沿岸部の平生という小さな町の永大のグランドで開催された試合である。観客席などない(おそらくゼロ)、しかしチケットは連れて行ってくれた先輩が買ってくれた覚えがある。有料だった。
◇観客は少なく、歓声などない静かな中で選手の声だけが響いていた。ヤンマーには当時のスーパースター釜本がいた。そんな試合をピッチから数メートルの至近距離で見ることが出来たのだから今思えば贅沢な環境だった。試合はその釜本が目の前で豪快なミドルシュートを見せてくれて、これが決まり1-0でヤンマーの勝ち。インタビューを受ける鬼武監督の顔を今でも覚えている。
◇その頃はサッカーより野球に興味があったせいもあり以後日本リーグを見に行ったことはない。
◇J1黎明期は千葉に住んでいたこともあり自然に地元JEFを応援するようになり一時期は野球よりサッカー観戦に出かけていた。しかし、広い競技場でたくさんの観客である。昔々、山口県の田舎のグランドで経験した親近感がなつかしかった。

【追記】
◇永大産業サッカーチームの活躍の軌跡を追った本がある。「歓喜の歌は響くのか」(斎藤一九馬著、角川文庫)。 取り寄せて読んでみたら永大チームの歴史が克明に載っていた。
◇それによると私が観戦した試合も載っていた。1974年(S49)12月8日(日)に山口県平生町の永大グランドで行われた第10回日本サッカーリーグ秋季リーグである。ただし、古いこととは言え私の記憶は甚だ違っていた。
◇試合結果は4-2でヤンマーの勝ち、観衆は4000名とある。田舎の競技場だがスタンドはあったようだ、まったく記憶にない。私たちが観た場所はスタンドではなく地面に立ったまま、ピッチのすぐわきであったことは確かである。
◇ちなみにヤンマーとの試合が山口で行われたのはこの時だけであった。約1月後、1974年度の天皇杯決勝(翌年の元旦)でこの両者は再び対戦した。永大は日本リーグ参戦3年目で決勝戦まで勝ち上がったまさに伝説の一戦だったが残念ながら優勝はヤンマーだった。  


Posted by OOAKAGERA at 16:02

2022年06月03日

6月3日(金)の鳥見 今週の振り返り

<今週の振り返り>
【総括】
・コアジサシが来ている、カッコウも来た

【今週の「みーつけた」いちらん】  
 

【今週の記録写真】
◇バン / 池の繁みからバンが出てきた。今年も元気にしているようだ
◇カッコウ / コンテナ池上空を横断、写真撮れず。しばらくして目の前の桜の木に引っかかった羽根を見つけた。あとで図鑑で調べたらカッコウ
◇オオメダイチドリ / メダイチドリ6羽に混じってオオメダイチドリが1羽。カゲロウでボケまくり(ウデのせい?)
◇メダイチドリ・オオメダイチドリ・トウネンの飛翔 / 右端オオメダイ、右から3羽目トウネン
    

◇オオソリハシシギ / チュウシャクシギとの2ショット
◇コアジサシ / 今年も姿を見せてくれた
◇キビタキ / 葉が繁ってなかなか姿が見えない。やっと見えた。ここの池のミツガシワは終わっていた
◇ホオアカ / 県南大河の河川敷、ひょろっと現れた
      


Posted by OOAKAGERA at 16:04