2021年09月30日
9月29日(水)の日記 プロ野球観戦 日ハム伊藤10勝ならず
北海道日本ハムファイターズファンの方のみ見てください。
◇今年もコロナで野球観戦は自粛。1試合も観れないと覚悟していたがここにきて新規感染者数はぐっと減って、10月からはいろいろな制限が緩和される様だ。一足お先に、日ハムが仙台に来ているので野球観戦。
◇観戦するにあたつては、昨年以上に厳しい制限が課せられていた。
◇本日の日ハム先発は伊藤。新人で10勝一番乗りがかかっている大事な試合。当方伊藤を見るのは初めて。ヘアースタイルが面白い。

◇試合は、最初から伊藤がいまいちよろしくない、ストレートも変化球もキレがない。三振がとれない。コツンとヒットを打たれる。味方の拙守も目立ち結局試合は5-0で負け。

◇トピックスと言えば、8回裏浅村への死球をめぐって両チームあわや乱闘という騒ぎくらい。なぜ浅村が激高したのかわからない。なにか伏線があるのかもしれない。日ハムロドリゲスは打撃では見せるところがないので先頭に立ってベンチを飛び出しあわや乱闘寸前となったが興奮しすぎ。おかげで「警告試合」が宣言された。


◇私が勝手につけた今日の試合の通信簿(楽天にも敬意を表して)
◎近藤・石川亮/2回、浅村のライトフライを犠牲フライ阻止。ライトからのバックホームアウト。コンちゃんの様子は目の前で観ていたので本塁へのレーザービームに脱帽、捕手石川も本気になってタッチにいってた。プロ野球ニュースのファインプレイのベストワンになつていた。うなづける。
〇伊藤/ 球の切れと微妙なコントロールがずれていた。ここへきて前半突っ走った反動で疲れが出ているように見える。、1・2回に失点したがその後粘り強く投げて0点に抑えたのは立派。来年のさらなる活躍を期待してローテーション間隔をあけてはどうか。数年前の吉川のように活躍し過ぎると翌年ダメになったりするので。
△佐藤/ もうひと頑張りが足りずゴロをとれず、1塁カバーも間に合わず。伊藤投手の足を引っ張っていた。ヒット2本を打ったが帳消しとは言えない
×ロドリゲス / 浅村に向かってベンチからの猛烈な飛び出しはまったく不要。というよりすべきではない。来年は米国に帰還か。
◎鈴木大地/ 3回、五十幡の強烈なゴロにとびついて安打阻止。ちょうど私の座っている方向に向かってきた打球だったのでよく見えた。当然外野まで抜けてヒットと思ったとたん鈴木が横ッ飛びにキャッチ、1塁ランナーは2塁でアウト。その他にも難しい打球をうまく処理していた。
〇楽天監督・選手/ 試合初めからいろいろ作戦を駆使してそれを成功させていた。バントのかっこからバスターで内野安打、ヒットエンドラン等。選手がよく応えて得点にむすびつけていた。
×浅村/ ちょっとずれたデッドボールにブチ切れ。おかしい。おかげで両チーム乱闘寸前。金持ちは喧嘩しないこと
コロナ感染拡大防止対策として厳重な体制がしかれていた。昨年から実施されていたこともあるが管理が厳しくなったこともある。特に目立つことがらのみ下記。
◇チケットはすべて指定席。1人・2人・4人ごとに隣と引っ付かないように配置されている中から選ぶ。
◇チケット購入時に氏名・メールアドレスや住所(市区まで)を入力させられる
◇観客数の制限。現在はMAX5000人。本日の入場者数4980人。→内野席はそこそこ人がはいっていたが外野は超ガラガラ

◇入場時には、体温を測定し、チケットのQRコードを機械に読み取らせて入場。一時退場も同
◇体調不良者は入場制限
◇飲食時以外はマスク着用。昨年はビールのはいったコップを手に持ったままマスクなしでおしゃべりを続けるような人がいたが今回はしょっちゅう見回りがきていてそんなことはなかった。
◇応援・声援に限らず大声をだすことは禁止、売り子を呼ぶ時は手を挙げて
◇応援・声援は制限あり。以下はダメ
・立ち上がっての観戦
・応援歌・コールなどの声を出しての応援、メガホンの利用
・ジェット風船
・指笛
・タオルを回す、振る行為
・ハイタッチなど客同士の接触
・プレーに伴う拍手、演出に伴う拍手、応援バットの利用・タオルを掲げる行為は規制なし。→レフト側外野席には楽天の応援団が陣取りテントを張って音響機器をならし大きな音でタイコをたたいていた。許可の範囲だろうが大変うるさかった。

◇18:00開始の試合はアルコール販売なし、飲食店営業20:00まで(受付19:45まで)
◇感染の拡大防止への協力要。チケットは最低14日手元に保管。
◇接客側も厳重に対策実施
チアのお姉さんたちは元気いっぱい
◇今年もコロナで野球観戦は自粛。1試合も観れないと覚悟していたがここにきて新規感染者数はぐっと減って、10月からはいろいろな制限が緩和される様だ。一足お先に、日ハムが仙台に来ているので野球観戦。
◇観戦するにあたつては、昨年以上に厳しい制限が課せられていた。
◇本日の日ハム先発は伊藤。新人で10勝一番乗りがかかっている大事な試合。当方伊藤を見るのは初めて。ヘアースタイルが面白い。

◇試合は、最初から伊藤がいまいちよろしくない、ストレートも変化球もキレがない。三振がとれない。コツンとヒットを打たれる。味方の拙守も目立ち結局試合は5-0で負け。

◇トピックスと言えば、8回裏浅村への死球をめぐって両チームあわや乱闘という騒ぎくらい。なぜ浅村が激高したのかわからない。なにか伏線があるのかもしれない。日ハムロドリゲスは打撃では見せるところがないので先頭に立ってベンチを飛び出しあわや乱闘寸前となったが興奮しすぎ。おかげで「警告試合」が宣言された。








◇私が勝手につけた今日の試合の通信簿(楽天にも敬意を表して)
◎近藤・石川亮/2回、浅村のライトフライを犠牲フライ阻止。ライトからのバックホームアウト。コンちゃんの様子は目の前で観ていたので本塁へのレーザービームに脱帽、捕手石川も本気になってタッチにいってた。プロ野球ニュースのファインプレイのベストワンになつていた。うなづける。
〇伊藤/ 球の切れと微妙なコントロールがずれていた。ここへきて前半突っ走った反動で疲れが出ているように見える。、1・2回に失点したがその後粘り強く投げて0点に抑えたのは立派。来年のさらなる活躍を期待してローテーション間隔をあけてはどうか。数年前の吉川のように活躍し過ぎると翌年ダメになったりするので。
△佐藤/ もうひと頑張りが足りずゴロをとれず、1塁カバーも間に合わず。伊藤投手の足を引っ張っていた。ヒット2本を打ったが帳消しとは言えない
×ロドリゲス / 浅村に向かってベンチからの猛烈な飛び出しはまったく不要。というよりすべきではない。来年は米国に帰還か。
◎鈴木大地/ 3回、五十幡の強烈なゴロにとびついて安打阻止。ちょうど私の座っている方向に向かってきた打球だったのでよく見えた。当然外野まで抜けてヒットと思ったとたん鈴木が横ッ飛びにキャッチ、1塁ランナーは2塁でアウト。その他にも難しい打球をうまく処理していた。
〇楽天監督・選手/ 試合初めからいろいろ作戦を駆使してそれを成功させていた。バントのかっこからバスターで内野安打、ヒットエンドラン等。選手がよく応えて得点にむすびつけていた。
×浅村/ ちょっとずれたデッドボールにブチ切れ。おかしい。おかげで両チーム乱闘寸前。金持ちは喧嘩しないこと
コロナ感染拡大防止対策として厳重な体制がしかれていた。昨年から実施されていたこともあるが管理が厳しくなったこともある。特に目立つことがらのみ下記。
◇チケットはすべて指定席。1人・2人・4人ごとに隣と引っ付かないように配置されている中から選ぶ。
◇チケット購入時に氏名・メールアドレスや住所(市区まで)を入力させられる
◇観客数の制限。現在はMAX5000人。本日の入場者数4980人。→内野席はそこそこ人がはいっていたが外野は超ガラガラ

◇入場時には、体温を測定し、チケットのQRコードを機械に読み取らせて入場。一時退場も同
◇体調不良者は入場制限
◇飲食時以外はマスク着用。昨年はビールのはいったコップを手に持ったままマスクなしでおしゃべりを続けるような人がいたが今回はしょっちゅう見回りがきていてそんなことはなかった。
◇応援・声援に限らず大声をだすことは禁止、売り子を呼ぶ時は手を挙げて
◇応援・声援は制限あり。以下はダメ
・立ち上がっての観戦
・応援歌・コールなどの声を出しての応援、メガホンの利用
・ジェット風船
・指笛
・タオルを回す、振る行為
・ハイタッチなど客同士の接触
・プレーに伴う拍手、演出に伴う拍手、応援バットの利用・タオルを掲げる行為は規制なし。→レフト側外野席には楽天の応援団が陣取りテントを張って音響機器をならし大きな音でタイコをたたいていた。許可の範囲だろうが大変うるさかった。

◇18:00開始の試合はアルコール販売なし、飲食店営業20:00まで(受付19:45まで)
◇感染の拡大防止への協力要。チケットは最低14日手元に保管。
◇接客側も厳重に対策実施
チアのお姉さんたちは元気いっぱい


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00:23
2021年09月24日
9月24日(金)の鳥見 今週の振り返り
<今週の振り返り>
【総括】
・沿岸のシギチの絶対数が少ない。渡りのルートが変化しているか・・・
・林も草原も小鳥の姿が少ない。どうなっているのだろう。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇サギ / 薄暗くなるとねぐらに集まって来る。200羽以上いる。
◇ハジロコチドリ(2枚) / 埋立地。大きく移動するのでいなくなると見つけるのが大変。飛翔写真はボケてますが確認用。

◇チュウジシギ / よく探すと田んぼの畔にじっとしている。なかなか尾羽を見せてくれないので同定がむずかしい。30分ほど粘ってやっと尾羽を見せてくれたがこの程度(識別用に感度を上げてみた)
◇チュウジシギ(奥)とタシギ / 比較用のショット(同上)
◇コアオアシシギ / 2羽仲良く
◇イソシギ / 稲刈りの終わった田んぼにポツンと

◇クロハラアジサシ / 夕方、沼の上に2羽が現れて旋回
◇ノスリ / 近くでホバリングしてしばらく停止。写真を撮らないと悪いという気になってパチリ。
【総括】
・沿岸のシギチの絶対数が少ない。渡りのルートが変化しているか・・・
・林も草原も小鳥の姿が少ない。どうなっているのだろう。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇サギ / 薄暗くなるとねぐらに集まって来る。200羽以上いる。
◇ハジロコチドリ(2枚) / 埋立地。大きく移動するのでいなくなると見つけるのが大変。飛翔写真はボケてますが確認用。

◇チュウジシギ / よく探すと田んぼの畔にじっとしている。なかなか尾羽を見せてくれないので同定がむずかしい。30分ほど粘ってやっと尾羽を見せてくれたがこの程度(識別用に感度を上げてみた)
◇チュウジシギ(奥)とタシギ / 比較用のショット(同上)
◇コアオアシシギ / 2羽仲良く
◇イソシギ / 稲刈りの終わった田んぼにポツンと
◇クロハラアジサシ / 夕方、沼の上に2羽が現れて旋回
◇ノスリ / 近くでホバリングしてしばらく停止。写真を撮らないと悪いという気になってパチリ。

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21:38
2021年09月17日
9月17日(金)の鳥見 今週の振り返り
<今週の振り返り>
【総括】
・カモの種の数が増えてきた。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇カンムリカイツブリ(2枚) / いつもの沼の隣の沼で頑張った1つがい、無事ヒナを育てた。親それぞれに子がひっついて「ひな分け」がみられる。
◇ゴイサギ / 沼にて。ホシゴイ、ここではやや珍しい
◇チュウサギ / 増えてきた

◇バン / 真っ黒なのでなかなかきれいな画像にならない。やっとこの程度
◇チュウジシギ(2枚) / 7月にはオオジシギを見かけた田んぼのあぜ。まずタシギでないことを確認。仲良く2羽いた

◇チュウジシギの尾羽(3枚) / チュウジシギと同定する決めてとなる尾羽の撮影にチャレンジ。かなり手強い。なんとか識別できた。

◇アオアシシギ / 干潟に滞在している
◇オジロトウネン / 沼の砂地にて。珍しや
◇ハヤブサ / いつもおどかしにくるが狩りはあまりうまくない
◇メジロ / どこにいってもまず声が聞こえるのはメジロ

◇コサメビタキ / めんこい

【今週の景観写真】
◇いつも同じ構図ですが。
【総括】
・カモの種の数が増えてきた。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇カンムリカイツブリ(2枚) / いつもの沼の隣の沼で頑張った1つがい、無事ヒナを育てた。親それぞれに子がひっついて「ひな分け」がみられる。
◇ゴイサギ / 沼にて。ホシゴイ、ここではやや珍しい
◇チュウサギ / 増えてきた

◇バン / 真っ黒なのでなかなかきれいな画像にならない。やっとこの程度
◇チュウジシギ(2枚) / 7月にはオオジシギを見かけた田んぼのあぜ。まずタシギでないことを確認。仲良く2羽いた
◇チュウジシギの尾羽(3枚) / チュウジシギと同定する決めてとなる尾羽の撮影にチャレンジ。かなり手強い。なんとか識別できた。
◇アオアシシギ / 干潟に滞在している
◇オジロトウネン / 沼の砂地にて。珍しや
◇ハヤブサ / いつもおどかしにくるが狩りはあまりうまくない
◇メジロ / どこにいってもまず声が聞こえるのはメジロ
◇コサメビタキ / めんこい
【今週の景観写真】
◇いつも同じ構図ですが。


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18:50
2021年09月11日
9月11日(土)の日記 アメリカ同時多発テロ事件から20年目
◇今日は9月11日である。2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件から20年目にあたる。アメリカ史上最悪のテロ事件であった。テロの実行者はイスラム過激派テロリスト集団(アルカイダ)であり、その後のアフガニスタン紛争の引き金になった。
◇テロは航空機のハイジャックとビルへの突入などが同時に敢行されたがなんといっても一番記憶に残るのはニューヨーク、ワールドトレードセンター・ツインビル(世界貿易センタービル)への、ハイジャクされた2機の航空機の突入とビルの炎上崩壊である。
◇日本では夜10時のニュースの時間と重なり、私も同時中継の映像でつぶさに確認した。
◇最初はビルに航空機が衝突して黒煙が上がっているとの報道で、大事件・テロという意識は低かったと思う。そのうち2機目が前のビルの陰に入るような形で突入した。NHKテレビのキャスターは「また航空機が衝突したように見えますが」と問いかけたがすぐには反応はなかった。不謹慎だが、皆不思議な映像に魅入ったようになっていた。
◇さらにビルが航空機の燃料の激しい燃焼により崩れ落ちるとは考えられなかった。私は中継でビルが崩れ落ちる瞬間の映像をみた覚えがない。風呂に入っていたかもしれない。
◇下の写真は、古いものでまだツインタワーが健在の頃のものである。この2つのビルがなくなったと思うと事件の大きさをあらためて思い知らされる。
◇テロは航空機のハイジャックとビルへの突入などが同時に敢行されたがなんといっても一番記憶に残るのはニューヨーク、ワールドトレードセンター・ツインビル(世界貿易センタービル)への、ハイジャクされた2機の航空機の突入とビルの炎上崩壊である。
◇日本では夜10時のニュースの時間と重なり、私も同時中継の映像でつぶさに確認した。
◇最初はビルに航空機が衝突して黒煙が上がっているとの報道で、大事件・テロという意識は低かったと思う。そのうち2機目が前のビルの陰に入るような形で突入した。NHKテレビのキャスターは「また航空機が衝突したように見えますが」と問いかけたがすぐには反応はなかった。不謹慎だが、皆不思議な映像に魅入ったようになっていた。
◇さらにビルが航空機の燃料の激しい燃焼により崩れ落ちるとは考えられなかった。私は中継でビルが崩れ落ちる瞬間の映像をみた覚えがない。風呂に入っていたかもしれない。
◇下の写真は、古いものでまだツインタワーが健在の頃のものである。この2つのビルがなくなったと思うと事件の大きさをあらためて思い知らされる。

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12:01
2021年09月10日
9月10日(金)の鳥見 今週の振り返り
<今週の振り返り>
【総括】
・週の後半、やっと鳥見復活。今週の稼働は2日。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇アオアシシギ / なぜかアカアシシギと仲良くしていた
◇タカブシギ / ひっそりとめだたない場所にいた
◇キアシシギ / 干潟の常連、数羽でつるんでいたりする
◇トウネン / たまにはただのトウネンもぱちり

◇ヨーロッパトウネン / 先達にいるよと教えてもらったが草の陰にばかりゆく(左)、やがてヒバリに邪魔されて隣の池方面に飛び去る。探してこれだと目をつけたが・・・(右)
◇エリマキシギ / 干潟に滞在
◇アカエリヒレアシシギ / どこか怪我しているのかも
【総括】
・週の後半、やっと鳥見復活。今週の稼働は2日。
【今週の「みーつけた」いちらん】

【今週の観察写真】
◇アオアシシギ / なぜかアカアシシギと仲良くしていた
◇タカブシギ / ひっそりとめだたない場所にいた
◇キアシシギ / 干潟の常連、数羽でつるんでいたりする
◇トウネン / たまにはただのトウネンもぱちり
◇ヨーロッパトウネン / 先達にいるよと教えてもらったが草の陰にばかりゆく(左)、やがてヒバリに邪魔されて隣の池方面に飛び去る。探してこれだと目をつけたが・・・(右)
◇エリマキシギ / 干潟に滞在
◇アカエリヒレアシシギ / どこか怪我しているのかも

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21:29
2021年09月03日
9月3日(金)の鳥見 今週の振り返りはなし 空白の鳥見記録(雑文)
この1週間は鳥見に行けていない。個人的な事情で外出がままならない。ストレスはたまる一方。
今週の鳥見報告はなしである。週末の鳥見の参考になればと毎週金曜日にアップしている1週間の鳥見報告はありません。
というわけで、いつもの手抜き「復刻」で雑文を掲載です。
【復刻】 空白の鳥合せ表 2019.08.22
◇ノンフィクション作家柳田邦夫の初期の作品として「空白の天気図」がある。
◇1945年8月6日、広島に原爆が投下され、20数万人以上の命が一瞬で奪われた。そして8月15日、日本は終戦を迎えた。しかし、1ヶ月後の9月17日、広島はさらなる災害に見舞われた。 枕崎台風の上陸である。枕崎台風による死者行方不明者数は全国の中で広島県が突出して多かった。
◇原爆被害の陰に隠れて、歴史から見えなくなっていた広島の枕崎台風の被害に焦点を当て、広島地方気象台の台員たちを主人公とし、原爆と台風、ふたつの災害を観察し続けた彼らの足跡を追いかけた傑作ドキュメンタリー作品が「空白の天気図」である。
◇広島県で枕崎台風の被害が大きかった原因として、8月6日の原爆で倒壊した直後で防災機関のインフラが機能していなかったためと言われている。多くの人々が、原爆・敗戦の混乱の中、台風が接近していることを全く知らずに災害に巻き込まれてしまったものと思われる。
◇表題の「空白の天気図」は、現地のデータが中央気象台に伝わらず天気図に空白生じたということのようだが、本文によると「欠測」と言って、観測が実施されない(出来ない)こともあり、これで「空白の天気図」になることもあるようだ。
◇作品の内容の迫力に圧倒されるとともに、記録の大切さや台員の一つ一つの現場での使命感に心を打たれた。気象データは欠測してならないとの観測精神。その愚直なまでの姿勢と努力が、後年、終戦前後の気象データの空白をカバーした貴重な貢献があったに違いない。
◇ひるがえって、鳥の観測データも「欠測」は望ましくない。定点観測であればほそぼそとでも継続することに大きな意味がある。
◇気象データの欠測は場合によっては住民の安全に直結する問題となる。しかし、鳥の観察記録は直接人の生命にかかわることは少ないと思う。まして、厳密な定点観測でもなければ「欠測」は許されると思う(そんな記録なら「欠測」ということ自体おこがましいかも)。
<追伸>
◇戦後、アメリカの駐留下で大きな台風が日本を襲った。これらの台風には米国の女性名がつけられた。上記「枕崎台風」は戦後であったがまだ連合国司令部から矢継ぎ早の指令が発せられるより前の時期で日本語名がつけられたものと思われる。
◇戦後東北地方に来襲し大きな被害が出た英名台風として、昭和22年のカスリーン台風、昭和23年のアイオン台風がある。東北地方では特にアイオン台風の被害は甚大であった。北上川の水位表示看板でアイオン台風時の水位をみたことがあるがとんでもなく高かった覚えがある。七北田川水系でも氾濫、堤防決壊、橋梁流出などがあった、支流である地元梅田川でも越流・浸水が発生したと聞いた。
脱線ついでに以下は梅田川についての雑文(復刻)
【復刻】 2019年11月15日(金)の日記 梅田川下流域、最近の状況
◇梅田川(うめだがわ)は、宮城県仙台市青葉区中部から宮城野区中部を流れる七北田川水系の二級河川である。仙台市青葉区の中山地区に源を発し、宮城野区鶴巻地区にて七北田川に合流する。総延長10.3km、流路はすべて仙台市内にある。昭和30年代までは下水が流れ込み悪臭がただよっていたが、下水設備の整備や周辺住民の浄化運動が稔り水質は著しく改善され野鳥や遡上する魚の姿を見られるようになった。
JR苦竹駅からJR小鶴新田駅間は七北田川と合流する直前の「梅田川下流域」である。藤川との合流部にはかつて堰が設置されており夏場に傷病ハクチョウが滞在していたりした。現在合流部の堰は撤去されている。東日本大震災の津波では下流の七北田川から小舟が新田東大橋付近まで打ち上げられてきた。
◇両岸の堤防上は遊歩道が整備され、夏はオオヨシキリ・ツバメ・イワツバメ、冬にはツグミ・ジョウビタキ・ベニマシコ・ホオジロ・カシラダカ等の小鳥、年間を通してはカルガモやヒヨドリなどを観察することが出来る。
◇この梅田川、昭和23年9月のアイオン台風では洪水が発生した。苦竹地区も水であふれ大きな被害が起きたとのこと。また、先日の台風19号来襲時の大雨では下流の七北田川の水位とも連動して新田大橋の水位計レベルは上昇し、12日23:20に2.52mに達し(氾濫注意レベル2.5mを超えた)、警戒レベル4の避難勧告が発表された。氾濫注意レベルとは、低い土地では水路があふれなど浸水が始まるということだが、現実に小鶴新田駅付近では線路が水につかり周辺家屋では床上浸水が発生した。
この大雨の後の梅田川は河川敷の草がなぎ倒され両岸の堤防基部はいたるところでえぐられた状態になっていた。その後復旧工事が始められ川の中に重機が乗り入れ川底の浚渫と堤防のり面の復旧工事が行われている。堤防の茂みのある草原もきれいに刈り取られた。
◇というわけでとても鳥がゆっくり出来る環境ではなくなっている。中洲もなくなりイカルチドリもいない。またくりかえして今回程度の大雨は来そうに思えるし洪水防止対策はしなければならないが2-3年は待たないと元のようなレベルで鳥が来る環境にはならないと思える。バーダーにとっては残念だが、待ちましょう。
◇ちなみに今回の浸水エリアは床上浸水常襲地帯とのこと、排水ポンプが故障したことも原因の1つのようだが、こちらの根本的な排水対策もとらなければならないだろう。
雑文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今週の鳥見報告はなしである。週末の鳥見の参考になればと毎週金曜日にアップしている1週間の鳥見報告はありません。
というわけで、いつもの手抜き「復刻」で雑文を掲載です。
【復刻】 空白の鳥合せ表 2019.08.22
◇ノンフィクション作家柳田邦夫の初期の作品として「空白の天気図」がある。
◇1945年8月6日、広島に原爆が投下され、20数万人以上の命が一瞬で奪われた。そして8月15日、日本は終戦を迎えた。しかし、1ヶ月後の9月17日、広島はさらなる災害に見舞われた。 枕崎台風の上陸である。枕崎台風による死者行方不明者数は全国の中で広島県が突出して多かった。
◇原爆被害の陰に隠れて、歴史から見えなくなっていた広島の枕崎台風の被害に焦点を当て、広島地方気象台の台員たちを主人公とし、原爆と台風、ふたつの災害を観察し続けた彼らの足跡を追いかけた傑作ドキュメンタリー作品が「空白の天気図」である。
◇広島県で枕崎台風の被害が大きかった原因として、8月6日の原爆で倒壊した直後で防災機関のインフラが機能していなかったためと言われている。多くの人々が、原爆・敗戦の混乱の中、台風が接近していることを全く知らずに災害に巻き込まれてしまったものと思われる。
◇表題の「空白の天気図」は、現地のデータが中央気象台に伝わらず天気図に空白生じたということのようだが、本文によると「欠測」と言って、観測が実施されない(出来ない)こともあり、これで「空白の天気図」になることもあるようだ。
◇作品の内容の迫力に圧倒されるとともに、記録の大切さや台員の一つ一つの現場での使命感に心を打たれた。気象データは欠測してならないとの観測精神。その愚直なまでの姿勢と努力が、後年、終戦前後の気象データの空白をカバーした貴重な貢献があったに違いない。
◇ひるがえって、鳥の観測データも「欠測」は望ましくない。定点観測であればほそぼそとでも継続することに大きな意味がある。
◇気象データの欠測は場合によっては住民の安全に直結する問題となる。しかし、鳥の観察記録は直接人の生命にかかわることは少ないと思う。まして、厳密な定点観測でもなければ「欠測」は許されると思う(そんな記録なら「欠測」ということ自体おこがましいかも)。
<追伸>
◇戦後、アメリカの駐留下で大きな台風が日本を襲った。これらの台風には米国の女性名がつけられた。上記「枕崎台風」は戦後であったがまだ連合国司令部から矢継ぎ早の指令が発せられるより前の時期で日本語名がつけられたものと思われる。
◇戦後東北地方に来襲し大きな被害が出た英名台風として、昭和22年のカスリーン台風、昭和23年のアイオン台風がある。東北地方では特にアイオン台風の被害は甚大であった。北上川の水位表示看板でアイオン台風時の水位をみたことがあるがとんでもなく高かった覚えがある。七北田川水系でも氾濫、堤防決壊、橋梁流出などがあった、支流である地元梅田川でも越流・浸水が発生したと聞いた。
脱線ついでに以下は梅田川についての雑文(復刻)
【復刻】 2019年11月15日(金)の日記 梅田川下流域、最近の状況
◇梅田川(うめだがわ)は、宮城県仙台市青葉区中部から宮城野区中部を流れる七北田川水系の二級河川である。仙台市青葉区の中山地区に源を発し、宮城野区鶴巻地区にて七北田川に合流する。総延長10.3km、流路はすべて仙台市内にある。昭和30年代までは下水が流れ込み悪臭がただよっていたが、下水設備の整備や周辺住民の浄化運動が稔り水質は著しく改善され野鳥や遡上する魚の姿を見られるようになった。
JR苦竹駅からJR小鶴新田駅間は七北田川と合流する直前の「梅田川下流域」である。藤川との合流部にはかつて堰が設置されており夏場に傷病ハクチョウが滞在していたりした。現在合流部の堰は撤去されている。東日本大震災の津波では下流の七北田川から小舟が新田東大橋付近まで打ち上げられてきた。
◇両岸の堤防上は遊歩道が整備され、夏はオオヨシキリ・ツバメ・イワツバメ、冬にはツグミ・ジョウビタキ・ベニマシコ・ホオジロ・カシラダカ等の小鳥、年間を通してはカルガモやヒヨドリなどを観察することが出来る。
◇この梅田川、昭和23年9月のアイオン台風では洪水が発生した。苦竹地区も水であふれ大きな被害が起きたとのこと。また、先日の台風19号来襲時の大雨では下流の七北田川の水位とも連動して新田大橋の水位計レベルは上昇し、12日23:20に2.52mに達し(氾濫注意レベル2.5mを超えた)、警戒レベル4の避難勧告が発表された。氾濫注意レベルとは、低い土地では水路があふれなど浸水が始まるということだが、現実に小鶴新田駅付近では線路が水につかり周辺家屋では床上浸水が発生した。
この大雨の後の梅田川は河川敷の草がなぎ倒され両岸の堤防基部はいたるところでえぐられた状態になっていた。その後復旧工事が始められ川の中に重機が乗り入れ川底の浚渫と堤防のり面の復旧工事が行われている。堤防の茂みのある草原もきれいに刈り取られた。
◇というわけでとても鳥がゆっくり出来る環境ではなくなっている。中洲もなくなりイカルチドリもいない。またくりかえして今回程度の大雨は来そうに思えるし洪水防止対策はしなければならないが2-3年は待たないと元のようなレベルで鳥が来る環境にはならないと思える。バーダーにとっては残念だが、待ちましょう。
◇ちなみに今回の浸水エリアは床上浸水常襲地帯とのこと、排水ポンプが故障したことも原因の1つのようだが、こちらの根本的な排水対策もとらなければならないだろう。
雑文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Posted by OOAKAGERA at
09:47
2021年09月01日
9月1日(水)の日記 ユウガオの花が咲いた
庭の道沿いに育てているユウガオが咲き出した。以下の文にあるとおり最初はいただいた苗を植えたが、夜に咲く大きな花の神秘的な真っ白さに魅入られその後も何回か植えている。今年も種から育てたのがやっと咲き出した。これから毎朝花ガラ拾いが続くだろう。
なお以下の文中にあるジョギングはもうしていない。ユウガオの咲く家の住人は亡くなり今は私が住んでいる。

【復刻】 2013.10.08
■仙台は本日「夏日」
◇朝5時台のジョギングを続けている(毎日ではない)。つい数日前は外に出たとたん涼しいというより寒い、以来長袖・長ズボンに衣替えした。
◇したら、今朝は暑い。ひとっ走りしてきたら汗びっしょり。
◇北海道時代は天気予報をピリピリしながら欠かさずみていたが、仙台に来たら日々の生活に特に気象の変化を気にすることもなさそうですっかりだらけて天気予報は横眼でみればいい方。最近の寒い・暑いの予報は把握していなかった。
◇庭で育てている「ユウガオ」の花がまだ咲いている。
◇初夏のころ、プロの農家に立派な苗をいただいた。かんぴょうの「ユウガオ」ではなく園芸種だとは聞いていたが毎日夕方に大きな真っ白い花が咲き続けている。園芸種の方は「ヨルガオ」とも呼ばれるようだが、よい連想をされるので「ユウガオ」として売っていることが多いようでややこしい。混乱を期待して(?)、わざと「ヨルガオ」ではなく2種とも「ユウガオ」として説明する。
◇10株ほど植えたアサガオの隣に、地面に植えつけではなく大き目の鉢に植えてガイドの棒、さらに紐を2階まで引っ張った。これに抱きついて「ユウガオ」はスクスク育った。花が咲きだしてからは適宜水やりと液肥をやった。まだ咲いている「ユウガオ」の写真を添付する。
◇さて「ユウガオ」と聞くとやはりかんぴょうの方を思い浮かべる。
◇私の故郷栃木県はかんぴょうの一大産地で、かんぴょうの原料「ユウガオ」の実は「フクベ」と呼ばれる。フクベの一部はかんぴょうにはされず大きく育てられ中をくりぬいて乾燥し昔は「炭入れ」などに使われていた。
◇かんぴょうは「フクベ」の表面の皮をむいて回転式「むき器」に串刺しにしてピーラーでひも状にシューッと連続して剥いてゆく。これをソーメン干しのようにつるして干してかんぴょうにする。かんぴょうにしないでとうがんのように料理されることもある。
◇むかし、夏場宇都宮郊外の農家を訪ねると庭でかんぴょう剥き・干しをしていてよい香りが漂っていた(今はそんな情景はないようだが)。
◇源氏物語に出てくる「夕顔」は悲しい話である。この花はかんぴょうのユウガオであろう。
ユウガオの花が咲いている粗末な家に住む正体のわからない女性が「夕顔」。高貴な生まれであった夕顔は幸せになれないまま死ぬ。なんと、光源氏は逃げた!(記憶によればタシカ・・・違ったかも)。
◇2鉢のユウガオの花の家に住むのは高貴な女性とは程遠いが花は元気に咲き続ける。おつとかんぴょうと園芸種と混乱した。
◇この高温はまだ数日続くようだ。ユウガオはまだ咲き続けそう。よしよし。
なお以下の文中にあるジョギングはもうしていない。ユウガオの咲く家の住人は亡くなり今は私が住んでいる。


【復刻】 2013.10.08
■仙台は本日「夏日」
◇朝5時台のジョギングを続けている(毎日ではない)。つい数日前は外に出たとたん涼しいというより寒い、以来長袖・長ズボンに衣替えした。
◇したら、今朝は暑い。ひとっ走りしてきたら汗びっしょり。
◇北海道時代は天気予報をピリピリしながら欠かさずみていたが、仙台に来たら日々の生活に特に気象の変化を気にすることもなさそうですっかりだらけて天気予報は横眼でみればいい方。最近の寒い・暑いの予報は把握していなかった。
◇庭で育てている「ユウガオ」の花がまだ咲いている。
◇初夏のころ、プロの農家に立派な苗をいただいた。かんぴょうの「ユウガオ」ではなく園芸種だとは聞いていたが毎日夕方に大きな真っ白い花が咲き続けている。園芸種の方は「ヨルガオ」とも呼ばれるようだが、よい連想をされるので「ユウガオ」として売っていることが多いようでややこしい。混乱を期待して(?)、わざと「ヨルガオ」ではなく2種とも「ユウガオ」として説明する。
◇10株ほど植えたアサガオの隣に、地面に植えつけではなく大き目の鉢に植えてガイドの棒、さらに紐を2階まで引っ張った。これに抱きついて「ユウガオ」はスクスク育った。花が咲きだしてからは適宜水やりと液肥をやった。まだ咲いている「ユウガオ」の写真を添付する。
◇さて「ユウガオ」と聞くとやはりかんぴょうの方を思い浮かべる。
◇私の故郷栃木県はかんぴょうの一大産地で、かんぴょうの原料「ユウガオ」の実は「フクベ」と呼ばれる。フクベの一部はかんぴょうにはされず大きく育てられ中をくりぬいて乾燥し昔は「炭入れ」などに使われていた。
◇かんぴょうは「フクベ」の表面の皮をむいて回転式「むき器」に串刺しにしてピーラーでひも状にシューッと連続して剥いてゆく。これをソーメン干しのようにつるして干してかんぴょうにする。かんぴょうにしないでとうがんのように料理されることもある。
◇むかし、夏場宇都宮郊外の農家を訪ねると庭でかんぴょう剥き・干しをしていてよい香りが漂っていた(今はそんな情景はないようだが)。
◇源氏物語に出てくる「夕顔」は悲しい話である。この花はかんぴょうのユウガオであろう。
ユウガオの花が咲いている粗末な家に住む正体のわからない女性が「夕顔」。高貴な生まれであった夕顔は幸せになれないまま死ぬ。なんと、光源氏は逃げた!(記憶によればタシカ・・・違ったかも)。
◇2鉢のユウガオの花の家に住むのは高貴な女性とは程遠いが花は元気に咲き続ける。おつとかんぴょうと園芸種と混乱した。
◇この高温はまだ数日続くようだ。ユウガオはまだ咲き続けそう。よしよし。
Posted by OOAKAGERA at
08:50