2010年10月31日

10月29日(金) 名古屋→仙台航路

◇太平洋フェリー 名古屋→仙台航路
 関西からの帰路は、名古屋に出て太平洋フェリーを利用して仙台へ
帰ってきた。昼間の時間が長いこの航路で海鳥の観察を期待してのこと。
 ところが、台風に追いかけられて天候不順、あまりよい結果は得られ
なかった(さらに、当然のこととして当方のウデと機材にも限界があった)。

 ・フェリー乗り場までは、名古屋駅近くのターミナルからバスを利用。
 ・定刻通り19:00出港。本日の船は「きたかみ」。
  やがて国際空港の明かりが見えてくる。
 ・太平洋フェリーでは毎晩無料のラウンジショーが開かれ、歌やさまざま
 の楽器演奏等を楽しめる。この晩は「童謡・叙情歌」。ちょうど楽しめる年
 代の団体さんが多数を占めていた。
 ・船は揺れたが酔うこともなく熟睡。
 ・翌朝は悪天候。雨まじりの強風。ゆっくり起床。
 ・バイキングで2食分以上を平らげた後、デッキに出ようとしたが風としぶ
 きか雨かわからない水滴の吹きつけが激しくとても鳥見は無理。船室の
 汚れたガラス越しになんとか外を観察。鳥はいない!
 ・8:30 犬吠崎通過。これ以降はほとんど陸が近くに見えていた。
  携帯もラジオもほぼOK。
 ・10:30 茨城県沖、海上はうねりが大きい。
 ・ミズナギドリがポツリポツリと現れる。波の山の間を見え隠れしている。
 高倍率スタビライザー付双眼鏡の威力大。
 ・10:55 コアホウドリ、さらにクロアシアホウドリ
 ・11:30 日立市沖、デッキ後方のしぶきよけのある観察位置で観察。

    

 ・デッキの最前部の観察位置は風が強くとても立っていられない。
 よって進行方向前部から左右に逃げる鳥を近くで観察することが出来ない。

  

 ・12:30 塩屋崎沖、天気はよくなってきたが風は相変わらず強い。
 ・船は15分遅れで航行
 ・福島県の沿岸は発電所がぽつりぽつりとある。福島第二・福島第一発電所(いずれも原子力)。

  



 ・14:20 マガンとおぼしき30羽ほどの群れが編隊を組んで高い位置を高速で
  南へ。
 ・14:45 僚船「いしかり」とすれ違い。

  

 ・15:30 仙台湾へ
 ・16:50 仙台港に着岸

    

 ・港に入るとウミネコがデッキの近くを飛び回る。いつものこと。エサを貰い慣れている
  様子。
 
 ・本日はやや残念な結果であったが、また機会があればこの航路の鳥見に挑戦したい。
  

  


Posted by OOAKAGERA at 21:40