2022年08月18日

8月18日(木)の日記 ユウガオの花が咲いた

◇種から育てたユウガオ、発芽状況がすこぶる成績がよくなかった。かろうじて育った苗を花壇に植えたがやっと開花した。でっかい、真っ白い花をみると吸い込まれそう。
  

◇例によってユウガオについての過去の雑文を復刻

【復刻】     2013.10.08
■仙台は本日「夏日」
◇朝5時台のジョギングを続けている(毎日ではない)。つい数日前は外に出たとたん涼しいというより寒い、以来長袖・長ズボンに衣替えした。
◇したら、今朝は暑い。ひとっ走りしてきたら汗びっしょり。
◇北海道時代は天気予報をピリピリしながら欠かさずみていたが、仙台に来たら日々の生活に特に気象の変化を気にすることもなさそうですっかりだらけて天気予報は横眼でみればいい方。最近の寒い・暑いの予報は把握していなかった。
◇庭で育てている「ユウガオ」の花がまだ咲いている。
◇初夏のころ、プロの農家に立派な苗をいただいた。かんぴょうの「ユウガオ」ではなく園芸種だとは聞いていたが毎日夕方に大きな真っ白い花が咲き続けている。園芸種の方は「ヨルガオ」とも呼ばれるようだが、よい連想をされるので「ユウガオ」として売っていることが多いようでややこしい。混乱を期待して(?)、わざと「ヨルガオ」ではなく2種とも「ユウガオ」として説明する。
◇10株ほど植えたアサガオの隣に、地面に植えつけではなく大き目の鉢に植えてガイドの棒、さらに紐を2階まで引っ張った。これに抱きついて「ユウガオ」はスクスク育った。花が咲きだしてからは適宜水やりと液肥をやった。まだ咲いている「ユウガオ」の写真を添付する。

◇さて「ユウガオ」と聞くとやはりかんぴょうの方を思い浮かべる。
◇私の故郷栃木県はかんぴょうの一大産地で、かんぴょうの原料「ユウガオ」の実は「フクベ」と呼ばれる。フクベの一部はかんぴょうにはされず大きく育てられ中をくりぬいて乾燥し昔は「炭入れ」などに使われていた。
◇かんぴょうは「フクベ」の表面の皮をむいて回転式「むき器」に串刺しにしてピーラーでひも状にシューッと連続して剥いてゆく。これをソーメン干しのようにつるして干してかんぴょうにする。かんぴょうにしないでとうがんのように料理されることもある。
◇むかし、夏場宇都宮郊外の農家を訪ねると庭でかんぴょう剥き・干しをしていてよい香りが漂っていた(今はそんな情景はないようだが)。
◇源氏物語に出てくる「夕顔」は悲しい話である。この花はかんぴょうのユウガオであろう。
ユウガオの花が咲いている粗末な家に住む正体のわからない女性が「夕顔」。高貴な生まれであった夕顔は幸せになれないまま死ぬ。なんと、光源氏は逃げた!(記憶によればタシカ・・・そのはず)。
◇2鉢のユウガオの花の家に住むのは高貴な女性とは程遠いが花は元気に咲き続ける。おっとかんぴょうと園芸種と混乱した。
◇この高温はまだ数日続くようだ。ユウガオはまだ咲き続けそう。よしよし。  


Posted by OOAKAGERA at 21:47