3月25日(火)の日記 NHKラジオ深夜便 「鳥の雑学ノート」終了、残念

OOAKAGERA

2025年03月25日 23:17

◇NHKラジオ(R1)で毎晩オールナイトで放送されている「ラジオ深夜便」の中に、毎月1回(第4月曜日に)「深夜便かがく部/鳥の雑学ノート」というコーナーがありほぼ毎回聴いて楽しんでいた。イヤホーンを耳にさしてそのまま寝てしまうことも多かったが、最近は聞き逃し配信が利用できたので昼間に聞きなおしもしていた。
◇「鳥の雑学ノート」は、HPによる説明は以下の通り。
NHKラジオの人気番組「ラジオ深夜便」内「深夜便かがく部」で、毎月1回大橋弘一氏が独自の視点から野鳥を解説するコーナー。生態や分類など科学的な基礎知識から、その鳥の名の語源由来、古典文学作品での扱われ方など広範囲に及ぶ話題が人気を集めています。2018年4月より放送開始。毎月第4月曜日・23時04分頃からの約15分間放送。
◇ということだが、大橋さんのはぎれのよい説明は聞きやすくその内容はまさに「雑学」と呼ぶにふさわしく、鳥そのものの説明だけでなく広く深く、関係する事象を調べ上げてわかりやすく語りかけてくれるので、すんなり聴けた。同氏は北海道在住で、もともとは写真家とのことだが鳥の雑誌へ記事も掲載されていて今や「野鳥家」と言えそうな人(そんな分類なかったっけ?)
◇放送は、深夜便のアンカーが聞き手となり進められるが、鳥の雑学ノートのアンカーはNHKの中川緑アナウンサー。この方の聞き方がまた素晴らしい。本当は事前にほぼ勉強して頭に入っていることと思うが、あくまで聴取者の立場にたってわかりやすい質問が投げかけられ、そこに嫌味が感じられない。素直な疑問がたびたび発せられるが一度聞いたことはきちんと覚えていて失礼がない。まことに好感の持てる聞き手さんだ。
◇さてその「深夜便かがく部」は7年間にわたり続いていたが今月でおわりとのこと。残念ながら「鳥の雑学ノート」も昨晩で終わりだった。ちなみに昨晩のテーマは「アビ類」だった。今の時期、沿岸で海の沖合を観察していると運がよければ見つけられる、アビ・オオハム・シロエレオオハムについての楽しい話だった。大橋さん、中川さん長い間ありがとうございました。
◇深夜便かがく部は、別の日に鳥以外の生物もテーマにして放送されてきた。実は昔の知り合い(同級生ではないが同期生)が担当していたテーマもあった。しかしこちらも今月で終わるとのこと、長い間お疲れ様でした。

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